人の目を見て話す話

いかがお過ごしでしょうか

人見知りの激しい脱兎と申します

 

唐突に昔話ですが、

私は昔から人の目を見て話すというのが苦手でした

 

というより、中3の時の担任の先生に指摘されるまで

自分が人の目を見ずに話しているということに気づいていませんでした

無意識だったみたいです

 

 

今回は少しだけそれを克服するまでのお話です

 

自覚

サラリと書いてしまいましたが、中学3年生の時のことです

 

面接のある受験をする人の対策のために、面接の受け方の授業がありました

 

そこで当時の担任の先生が

 

「面接官の目を見て話すのは大事だよ。まあ、目を見て話すのが苦手な人もいるけど、慣れた方がいいね」

 

このようにおっしゃいました

 

そしてこの時、確かに先生は私の方を見ていました

私の気のせいではないと思います

その頃の私にしては珍しく先生と目があったので良く覚えています

 

「これはもしや私のことをおっしゃったのか…?」

と思いました

 

 

そんなことがあり、自分は親友と話す時でさえも

相手の目全くを見ないで話していたということに気づくことができました

それまでは本当に全く気にしていませんでした

 

 

レーニン

このままではいけない気がする!

と思った私はその日から人の目を見て会話をすることを心がけ始めました

 

最初は全然ダメでした

 

毎日一緒に帰っていたような大親友が相手でも、一瞬でも目が合うと

なんだかゾワゾワと怖さが込み上げてきました

 

そもそも、目どころか顔のあたりを見ることを無意識に避けていた気すらします

だから人の顔を覚えるのが苦手だったのか!!!

 

それでも少しずつ、慣らしていく努力をしました

 

例えば、

・授業中は先生の目を見て話を聞く

・レジの店員さんと目を合わせる(基本知らない人だし、短い時間でいいから)

 

この二つを意識的にやっていた気がします

 

それでも、常にじっと相手の目を見ることはできず、

主要なタイミングで目を合わせられるようになるのが精一杯でした

 

 

目を見る恐怖1

そもそもなぜ私は人の目を見るとゾワゾワした怖さを覚えるのか

これはいまだによくわかっていません

なんなんですかこれ

 

今でもこの恐怖はたまに味わいます

 

これについては勝手に、

昔の人が”写真に写ると魂を抜かれる”と信じていた感覚に近いのかもしれないな、

と解釈しています

 

目を見る恐怖2

人の目を見ると恐怖を覚える理由はいまいちわかりませんが、

苦手な理由はなんとなくわかります

 

「目は口ほどに物を言う」

という言葉の通りで、目からはその人の感情がよく読み取れるのです

 

目があった瞬間、その人の感情がこちらに全部飛んでくるみたいで嫌だ。

 

これはのは中学生の初め頃から思っていました

今思うとちょっと厨二病ぽいけど、割と深刻に悩んでました

 

現在

高校〜大学にて、新しい友達との出会いや授業内のプレゼンを何度か経験して、

そこまで苦でもなくなったような気がします

 

むしろ今は、横並びで友達と歩きながら話していたとしたら、

その友達の顔が見えないのは少し不安になります

 

慣れとしかいえないのは投げやりな気がしますが、

実際私が意識的に改善する努力をしたのは最初の1年ほどでした

 

あとは勢いと継続でしたね(あくまで私の場合の話)

 

大学でビジュアルやグラフィックなどのデザインを学び、制作するにあたって

コミュニケーションというのは必要不可欠なものだなと思っています

 

必要に迫られて身についた感じが(うっすら)あるかもしれないです…笑

 

 

そして幸運なことに、私の周りにはコミュニケーション上手な友人が多くいます

彼ら彼女らの話し方や振る舞いはとても勉強になります

 

 

克服のコツ?

相手の目を見るコツ

意思疎通を恐れない

だと思います

 

私のように、人の目から読み取れる感情の圧を体に感じたとしても、

それは相手が自分を警戒していないからこそ伝わってくる感情なのだ

と思うと気が楽かもしれないですね

 

 

 

そして、目を合わせたり、コミュ力をつかむのに一番いいのは、

それがうまい人をよく見てみるということなのかも

 

見よう見まねでも、その人の振る舞いを参考に

 

最初は”演じる”という感覚でもいいのかもしれないなと思います

 

 

今日は全然デザインや制作のお話ではありませんでしたが、

ここらで失礼します

 

では